1981-07-15 第94回国会 衆議院 安全保障特別委員会 第9号
そういうことを国民に訴え、国民の力を総動員してやれる体制をつくる、これが一番の抗たん力だ。 私は、アメリカと相談するのはいいけれども、ふたをあけてみたら何でもかんでもアメリカから買っておった、それじゃ国民は支持しない、そういうような戦力を国民に支持を求めることはできないと思う。ひとつ最後にお答え願いたい。
そういうことを国民に訴え、国民の力を総動員してやれる体制をつくる、これが一番の抗たん力だ。 私は、アメリカと相談するのはいいけれども、ふたをあけてみたら何でもかんでもアメリカから買っておった、それじゃ国民は支持しない、そういうような戦力を国民に支持を求めることはできないと思う。ひとつ最後にお答え願いたい。
それからもう一つは、やはり物的な面でございますが、物的な面といたしましては、やはり近代的な装備を十分使わなければなりませんから、そういう装備、それから抗たん力あるいは継戦能力と、そういったものを掛け合わせて自衛ができると、もちろんこれは安保条約がございますわけですから単独ではございませんが、要するに日米安保条約のもとで日本の安全が確保できるというようなものが、これが「質の高い防衛力」であると理解をいたしております
○政府委員(原徹君) 中期業務見積もりをやりますと、いろんな面で装備の近代化が進み、あるいは抗たん力とか継戦能力とか若干進むことは間違いございません。かなり進むわけでございますけれども、それでもまだいわゆる継戦能力あるいは防衛計画の大綱の数字で申しますと、特に航空機の数あるいは艦艇の数、それが中期業務見積もりでもその水準には達しないことになっております。
科学の枠を集めて、絶対安全だということでつくったのでもああいうような事故を起こしておるんですから、起こしたら大変だというようなことで、しみじみこわくなったということで述懐をしたので、私は、それはりっぱにつくってあるかもしれませんけれども、そういうような一番強度といいますか、抗たん力を要求するところにそういうようなことが行われておるということで、安全性が本当に保たれるのかどうか。
それからその正面装備だけじゃなくて、いわゆる何と申しますか、抗たん力と申しますか、たとえて申しますと、航空機が掩体に入ってないところは——まあ大体ないわけでございますが、滑走路に並んでいますわけですかち非常に抗たん力が弱いというようなことがございます。それからもう一つ、いわゆる継戦能力と申しますが、要するに主としては弾の備蓄というのが自衛隊は非常に少ないというようなこともございます。
質ということは、結局、先ほど申しましたように、装備が非常に近代的であることが必要でありますし、それから、先ほど申しましたように、いわゆる抗たん力が強いというようなこと、あるいは継戦能力を持つというようなこと、それが中身の質でございます。そういう質の高いものにしたい、そういうことに考えているわけでございます。
それからいわゆる抗たん力と申しまして、普通の国でございますと、戦闘機が滑走路に並んでいるのではございませんで、いわゆるシェルターの中に入っているという抗たん力、そういう面におきましても非常に劣っているという面がございますから、そういう装備の近代化、継戦能力あるいは抗たん力、そういったものを中心にやっていこうということで、私どもは「中期業務見積り」というものをつくってございます。
そこで、この基盤的防衛力構想では、後方装備の充実、抗たん力の強化といったことが強調されて、いわゆるバランスのとれた防衛力ということが非常に強調されています。そこで伺いたいんですが、そうすると、戦闘機とか艦船とか戦車といった正面装備はポスト四次防では量的にはどうなるんですか。
しかしながら、それはそれといたしましても、いわゆる後方支援と申しますか、抗たん力と申しますか、そういうものを強化していくという考え方につきましては私ども全く同感でございます。
○久保政府委員 それは抗たん性あるいは抗たん力ということですが、耐久性、持久性を持つという意味であります。つまり、CBRの問題について相手国から使われた場合に、なるべく特定国に対してはわがほうが生き延びていくようという趣旨であります。
○楢崎委員 外国がわが国に対して抗たん力を保持するなんておかしいじゃないか。
それで私は前もって、われわれはこういう工業化社会においては、つまり資本主義社会において、一たん力で防衛する武力に踏み切ったらば、つまり防衛力といいますか、自衛力といいますか、それの限界はもうない、われわれはそう思います。しかし、皆さん方はあると言うのだから、提出しておりますけれども、以下私はずっと読みますから、御返事だけいただきたいと思います。